梶谷式農業でも紹介された、食べれる「ナスタチウム」の育て方

 

8月14日放送のクレイジージャーニーで、「梶谷式農業」の内容の中でも紹介されていた「ナスタチウム」。

 

植物好きな私的にも興味深い内容だったので、番組を見ていましたら
見慣れたお花とともに「ええ?」と思う意外なナレーションが。

この「ナスタチウム」を、見たことも、聞いたこともないハーブというじゃないですか。

「いやいやいや。普通に花屋には並んでいる、わりかしメジャーな方の花苗ですけど?」
と、テレビに冷静に突っ込んでしまいました。笑

でも、きっとそうですね。

確かに「ハーブ」=”グリーン多め、花は咲いても小さな可愛らしい花しか咲かない”のが「ハーブ」ってイメージかもしれません。

実際、花がしっかりと綺麗にさく「ナスタチウム」は、ハーブという分類ではなく花壇で花を楽しむ花苗として販売されていることがほとんどですし。

そう考えると、花も楽しんで食することもできる「ナスタチウム」はもっと注目されてもいいお花なのかもしれません。

 

そこで今日はナスタチウムについて育て方などまとめてみました。

ナスタチウム(別名:キンレンカ)はどんな花?

・一年草

一年草とは、字のごとく一年咲いて終わる種類のものをいいます。(翌年以降も咲くものは宿根草や多年草)
一年草と分類されるものは花を咲かせる期間(開花期)が長く、価格帯も低いものが多いです。ナスタチウムもそのひとつで、3号ポット苗で100円から200円位で手に入れることができます。

・花色や咲き方・葉の特徴

赤や黄色、オレンジ・ピンクなど鮮やかで元気のある色で花壇を華やかにしてくれます。
咲き方は一重・八重のタイプがあります。
葉っぱは丸いハスのような形で色もライムグリーンのような明るいグリーン。つる性の性質があるのでハンギングにしてもキレイです。

・ハーブとして利用できる

ナスタチウムは、花や葉っぱをハーブとして利用できます。葉、花、果実、種子は辛みと酸味があって、サラダや肉料理の付け合せに使われます。ビタミンCやミネラルも豊富で美容効果があります。また、胃腸の機能を高めたり貧血を改善したりといった効能も期待できます。

・コンパニオンプランツとしても優秀

コナジラミやアブラムシといった虫を寄せ付けない香りで、薬剤を使いたくない植物・野菜などを害虫から守ってくれるコンパニオンプランツとしても利用できます。

・花が咲く時期は4月下旬~7月、9月~11月上旬

基本的には環境さえ整えば、春から秋まで長く咲いてくれます。ただ、夏の暑さ(高温多湿)に弱いので夏は花はいったんお休みと考えてよいでしょう。少し涼しくなってくる秋ごろにまたキレイに花を咲かせてくれます。

ナスタチウムの育て方のポイントは?

・水はけのよい日なたで管理。でも夏は半日陰へ移動

お日様が大好きですが、真夏の暑さには弱いので、鉢で管理するのが育てやすいです。
春・秋は日なたでお日様を浴びさせると花のつきがよくなります。真夏は半日陰になるような場所へ移動させてあげましょう。

・花の咲いている期間は肥料を

植えつけ(3~5月)時には元肥を施して、その後はお花の咲いている期間に液体肥料を施します。真夏の時期には花が咲いていても肥料は控えましょう。

・お水のやりすぎは見た目が悪くなる

基本的に加湿の状態を嫌います。根を傷めることもありますし、ひょろひょろと葉っぱが伸びすぎてみためも悪くなるのでお水のやりすぎには注意しましょう。

・花ガラ摘みと切り戻し作業

花が咲き終わったら、こまめに花柄のつけ根から切り取りましょう
秋に再びキレイに花を咲かせるために、梅雨明けごろ、草丈の1/3くらいの位置で切り戻します。つぼみのついているところも思い切って切ってしまうのがコツです。黄色くなった葉っぱなども取って、株をキレイに保つと蒸れや病気の防止にもなります。

・挿し芽で増やせる!

6月ごろ茎を3節ほどの長さで切り、下葉を落とすとともに摘心をして、ポットに水はけのよい用土を入れてさします。日陰で管理すると10日ほどで発根します。

 

初心者でも育て方難易度は低い方だと思います。
私も昔よく育てていましたが、

その当時の環境があまり日当たりがよくなかったのでひょろひょろと間延びした感じに育ってしまいました。
現在は環境もよくなったので、もし花苗でみつけたら是非また育ててみたいと思います。

そしてできたら食にもチャレンジしてみようかな~、と。

うち母(70歳)のおすすめは、「葉っぱの天ぷら」だそうです。
今はおしゃれなお花のサラダ、って事で話題なっていたりしますが、
私的には天ぷらの方がやってみたいです。
実際お花がサラダにのっているのは個人的にはキビシイかな~ 笑

天ぷらならいけるかも?

でも、花は食べるより育てて眺めていたい派でした。

 

皆さんはどうですか?

 

お花を触ること・お花を飾ることは生活と環境、そしてあなたの心を豊かにします。
是非実践して素敵なお花ライフを楽しんでください!