経験者が教える、簡単に作れるドライフラワーにおすすめの花材5選。

「自分で簡単にドライフラワーを作りたいけど、どんなお花を選んでいいのかわからない・・・」

近年のドライフラワー人気から、ご自分でドライフラワーを作ってみたいという方が多くなっています。

 

元勤務先の生花店ではドライフラワーを製作していたのですが、廃棄直前の花材(開ききった花など)を吊るすだけ、という超シンプルな自然乾燥法で製作していましたので、誰にでも簡単に製作できる方法でも、綺麗に仕上がった花材を実際の経験をもとにご紹介したいと思います。

 

(※上記リンク先は、現在記事執筆中です。今しばらくお待ちください)

簡単に作れるドライフラワーにおすすめの花材

1.スターチス(スターチス・ハイブリッドスターチス)

こちらは切花として、生花店で簡単に手に入る花材となります。お値段も比較的お安めで、ボリュームのあるものを手に入れる事ができると思います。

手にした時点からお花がカサカサと音がして、花弁に水分があまり含まれていない感じの手触りです。

スターチスは、ドライにしてもほとんど色がくすまずそのままの色で完成させることができますし、完全乾燥までの時間も短いのでドライフラワー初心者でも失敗のないオススメ花材です。

 

下の画像が、ハイブリッドスターチス。花弁が細かく、カスミソウのようなボリューム感があります。

2~3本束ねて吊るすだけでも見栄えのする、私も大好きなお花です。

AOHANAのドライフラワー雑貨でもよく使用しますし、造花アレンジにナチュラルな雰囲気を与えたいときにカスミソウのように挿して使用することが多い重宝する花材です。

 

2.エリンジウム(別名松笠アザミ)

エリンジウムというと聞きなれない名前になるでしょうか?

こちらもお花屋さんで切花として売られていますので見つけたら是非ゲットしてみてください。
手で触ると(特に葉っぱの部分は)少しトゲトゲしていて、水が上がっている状態でも水分が少なく乾燥した感じです。
分岐が多いものだと一本でも何個も花がついて、ボリュームもあります。

種類によっては茎の部分までしっかりとブルーが発色しているものもあるので、他の花材と束ねたときにもポイントになって素敵です。

ブルーの色がそのまま鮮やかに綺麗に仕上がるので、ドライフラワーにはおすすめの花材です。

AOHANAでもドライフラワー雑貨製作に使っています。

エリンジウム&ラベンダースタンド

AOHANAラベンダースタンド

 

3.センニチコウ

こちらのお花は割と身近な種類のお花になりますね。
AOHANAでもよく使うドライ花材になりますが、こちらに関しては切花として購入することもありますが、花苗で購入して自分で育てたものを摘み取って吊るすことが多いかもしれません。

切花でも高くはないお花ですが、断然花苗から育てた方がコスパが良いです。

育てるというとハードルが高く感じるかもしれませんが、売られている状態ですでにたくさんお花がついているものを買って、すぐに吊るすというので大丈夫です。摘み取ったあとも、非常にお世話の簡単な強い植物ですので表土が乾いたらお水をたっぷりあげて、日当たりの良いところに置くと簡単に次のお花がまた出てきてくれますよ。

 

丸っこいフォルムも可愛いですし、カラーも、赤・ピンク・白と可愛い色が多いです。

 

4.ヘリクリサム(ムギワラギク)

「ヘリクリサム」とはラテン語で「太陽の黄金」の意味で、花に独特の金属光沢があることによる。(ウィキペディア引用)

 

こちらのお花も、是非花苗・花鉢などで見つけたら是非手に入れてみてください。土に植わっているとは思えないほど、すでにドライフラワーになっていると思えるような質感と手触りでびっくりすると思います。

色も鮮やかなオレンジや黄色、赤も深みのある赤で艶感があります。白も優しい雰囲気でとっても可愛らしいです。

茎の部分はあまりしっかりしていないので、お花の部分を摘み取って並べておいて乾燥させるのでも充分です。

お花の中央部分までしっかり開いてから摘み取って乾燥させると華やかなドライパーツになります。蕾に近い状態のものも、ちいさくて可愛いので咲き具合をみていろんな大きさで乾燥させるのもおすすめです。

 

こちらは花鉢で購入して私が育てたヘリクリサムを摘み取って製作したヘリクリサムのリースジェルキャンドルです。

ヘリクリサムのボタニカルジェルキャンドル ヘリクリサムのボタニカルジェルキャンドル

5.ラベンダー(イングリッシュラベンダー)

こちらはドライフラワー定番のおなじみのお花ですね。

とくにイングリッシュラベンダーは、乾燥させると更に香りがでるので、ドライフラワーにしないのはもったいないお花です。

 

私の住んでいる地域では、少し足をのばすとラベンダーの摘み取り販売をやっているところがありまして、そこで大量に仕入したかなりの量のラベンダーを部屋中に吊るしたりするのですが本当に良い香りで、相当癒されます。

あと、吊るす前には茎の下の方の余分な葉っぱある程度取り除いてから吊るして下さいね。

その作業中も香りが部屋中に広がるのでとても楽しい作業でしたよ。

 

Instagramで過去にアップしてましたね。

洗濯干しを使ったら、たくさんの量を一度に簡単に吊るすことができました。

 

 

いかがでしたか?

今回は花屋経験者が教える、超シンプルな自然乾燥法でできる「5種類のおすすめドライフラワー花材」をご紹介しました。

吊るす場所やポイントだけ抑えれば、どのお花も簡単な自然乾燥法で、失敗なく美しいドライフラワーを作ることができます。

 

自分で簡単にドライフラワーを作るポイントについては

の記事でまとめましたので、ご覧下さい。(現在記事執筆中です。今しばらくお待ちください)

 

お花を触ること・お花を飾ることは生活と環境、そしてあなたの心を豊かにします。

是非実践して素敵なお花ライフを楽しんでくださいね。

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